動きは「名前」で頼むと、狙いどおりになる

AIに動画やWebページの動きを頼むとき、「いい感じに動かして」だけでは、狙った動きはなかなか出てきません。 動きの演出には、映像やアニメーションの世界で使われてきた名前があります。 その名前を添えて頼むと、AIは迷わずその動きを組んでくれます。 ここでは、よく使う24種類を、実際に動く見本と「頼み方の例」と一緒に並べました。

見本は画面に入ると動きます。見本をタップすると止めたり動かしたりできます。

動きの質感

ものの「動き方」につく名前です。同じ移動でも、どれを指定するかで重さや楽しさが変わります。

No. 01

アンティシペーションAnticipation

動く直前に、逆向きへ少し沈んでから飛び出す。

頼み方の例ボタンが右へ動く前に、いったん左へ少し沈む「アンティシペーション」を入れて

使いどころ: ボタン・アイコンの登場

No. 02

フォロースルーFollow-through

本体が止まったあとも、旗や髪など端の部分が遅れて揺れる。

頼み方の例止まったあと旗だけ遅れて揺れる「フォロースルー」をつけて

使いどころ: キャラクター・マスコットの動き

No. 03

イージングEasing

動きの速さの変化。等速(上)と、ゆっくり始まりゆっくり止まる動き(下)の比較。

頼み方の例移動は等速ではなく「イーズインアウト」で、止まり際をやわらかく

使いどころ: あらゆる移動・拡大の基本

No. 04

バウンスBounce

落ちてきて、何度か跳ねながら止まる。

頼み方の例タイトルが上から落ちて2〜3回「バウンス」して止まるように

使いどころ: 告知の見出し・子ども向け

No. 05

ウィグルWiggle

小刻みに左右へ揺れて、注意を引く。

頼み方の例通知ベルを小刻みに「ウィグル」させて目立たせて

使いどころ: 通知・「受付中」の札

No. 06

パルスPulse

鼓動のように大きくなったり戻ったりを繰り返す。

頼み方の例申込ボタンを2秒おきにゆっくり「パルス」させて

使いどころ: 申込・予約ボタン

No. 07

モーションパスMotion path

決めた曲線に沿って動く。

頼み方の例船のアイコンが波形の「モーションパス」に沿って左から右へ進むように

使いどころ: 地図・ルート紹介・順路

No. 08

スタッガーStagger

同じ動きを、少しずつ時間をずらして順に始める。

頼み方の例5つのカードを0.1秒ずつずらして下から出す「スタッガー」で

使いどころ: 一覧・メニュー・箇条書きの登場

文字と図形

文字や線そのものを動かす演出です。リールの冒頭や、数字を見せたい場面で効きます。

No. 09

テキストスクランブルText scramble

文字がランダムに入れ替わってから、正しい文字に決まる。

頼み方の例「NAGATO」の文字が乱数のように入れ替わってから決まる「テキストスクランブル」で

使いどころ: リールの冒頭・発表の見出し

No. 10

タイプライターTypewriter

1文字ずつ打ち込まれるように現れる。

頼み方の例見出しを1文字ずつ打ち込む「タイプライター」演出で、カーソルの点滅つき

使いどころ: AI講座の紹介・チャット画面の再現

No. 11

ウェーブテキストWave text

文字が波のように、順番に上下する。

頼み方の例「うみ」の文字が順番に上下する「ウェーブテキスト」にして

使いどころ: 海・温泉など地域の話題

No. 12

テキストマスクText mask

文字の形にくり抜いた中を、別の絵や模様が流れる。

頼み方の例「OCEAN」の文字の中だけに波の模様が流れる「テキストマスク」で

使いどころ: タイトル・ロゴの見せ場

No. 13

カウントアップCount up

数字が0から目標の値まで増えていく。

頼み方の例「参加者 312人」の数字が0から増える「カウントアップ」で、2秒で止める

使いどころ: 実績・参加者数の紹介

No. 14

ラインドローLine draw

線が描かれていくように現れる。

頼み方の例青海島の輪郭線が手書きのように描かれていく「ラインドロー」で

使いどころ: 地図・イラスト・署名

No. 15

モーフMorph

形がなめらかに別の形へ変わる。

頼み方の例四角いボタンが丸に変わる「モーフ」でつないで

使いどころ: 状態の切り替え(送信中→完了)

No. 16

パララックスParallax

手前と奥の層が違う速さで動き、奥行きが出る。

頼み方の例山・波・船の3層を違う速さで動かす「パララックス」で奥行きを出して

使いどころ: 風景写真・LPの背景

場面の切り替え

画面から次の画面へ移るときの名前です。動画やスライドの「つなぎ」を指定するときに使います。

No. 17

ワイプWipe

境目の線が横切って、次の画面に塗り替わる。

頼み方の例昼の写真から夕方の写真へ、左から右への「ワイプ」で切り替えて

使いどころ: ビフォーアフター

No. 18

クロスフェードCrossfade

前の画面が薄れながら、次の画面が重なって現れる。

頼み方の例写真3枚を1.5秒の「クロスフェード」でつないで

使いどころ: 写真のスライドショー

No. 19

プッシュPush transition

次の画面が、前の画面を押し出して入ってくる。

頼み方の例次のページが前のページを左へ押し出す「プッシュ」で

使いどころ: 手順の説明・ページ送り

No. 20

ケン・バーンズKen Burns effect

静止画をゆっくり拡大しながら少しずらし、動きを出す。

頼み方の例風景写真をゆっくりズームしながら右へ寄る「ケン・バーンズ」で

使いどころ: 活動写真のリール・振り返り動画

No. 21

アイリスIris transition

円が広がって次の画面が現れる(閉じるのは逆)。

頼み方の例真ん中から円が広がって次の場面が出る「アイリスイン」で

使いどころ: オープニング・エンディング

No. 22

ブラインドBlinds transition

細い帯がブラインドのように開いて、次の画面が出る。

頼み方の例横の帯がブラインドのように開く「ブラインド」で切り替えて

使いどころ: カレンダー・日付の切り替え

No. 23

キューブCube transition

立方体が回るように、面ごと次の画面へ回り込む。

頼み方の例箱が回るような「キューブ」の切り替えで次の講座を見せて

使いどころ: 商品・講座の並び紹介

No. 24

スプリットスクリーンSplit screen

画面を分けて、複数の場面を同時に見せる。

頼み方の例画面を3分割して、海・温泉・講座の映像を同時に流す「スプリットスクリーン」で

使いどころ: 地域の魅力を一度に見せる

名前は組み合わせて使えます

速さ(何秒で)と回数(何回・繰り返すか)も一緒に書くと、さらに狙いどおりになります。

動画やWebの動き、自分で頼めるようになりませんか

お店の告知リール、講座の振り返り動画、ホームページの見出しの動き——名前を知っているだけで、AIへの頼み方が変わります。

画像の加工は AIアートポスター・ギャラリー にまとめています。実物のサイトの動きは デザインの参考サイト集 から探せます。