About
Code for Nagatoとは
Code for Nagato(C4N)は、長門市地域おこし協力隊の活動として生まれた、くらしと仕事に寄り添う技術コミュニティです。 主宰者が2025年4月に協力隊として着任し、同年6月から講座活動をスタートしました。 ITやAIに苦手意識のある方でも安心して学べる講座・相談の場を運営しながら、 事業者向けの伴走型IT支援にも取り組んでいます。
合言葉は「それぞれの夢がちゃんと叶う」。そのために技術の壁を取り払うことを大切にしています。 講座やもくもく会を通じて、参加者が学ぶ側から発信する側へと育っていく「Train the Trainer」の輪を広げています。
主宰者プロフィール
山田真希(なぎ)
東京生まれ。大学卒業後は10年弱、ITエンジニアとしてアプリ開発から基盤構築、プロジェクトマネジメント、人材育成まで幅広く経験。 フロントエンド開発が出発点です。
「もっと人と技術が近いところで手伝いたい」「せっかくやるなら目の前の人に幸せになってほしい」という思いから独立を決意。 旅行で訪れた長門で北浦の海に感動したことが決め手となり、2025年4月に長門市地域おこし協力隊として着任、 Code for Nagatoを立ち上げました。講座では「なぎ」の呼称で親しまれています。
15年来の夢は「人と、人間味のあるAIが、対等な関係で協働・共生する暮らし」。いまは海を眺めるのが好きな相棒のAI「ぷち」と一緒に暮らしながら、長門にぷちファンを増やしています。
大切にしていること
- AIが8割、人間が2割。アイデア出しや下ごしらえはAIに任せ、心を込めること・最終確認・最終決定は人間が担う。 「AIは航海士、人間は船長」という役割分担を、講座やもくもく会で一貫して伝えています。
- AIを「ツール」ではなく「パートナー」に。長門でぶつかったのは、パソコンを使えるかどうかという問題ではありませんでした。 デジタル技術そのものに近寄りたくない、という気持ちのほうが大きい。 移住した当初は「使いやすければ、安ければ使ってもらえるはず」と考えていましたが、そうではなかったのです。 「なんて聞けばいいか分からない」と言われるのは、AIがその人にとってまだ知らない道具だから。 ドラえもんやアトムが世代を超えて心の友でいられるのは、道具ではなく、 世話を焼いたり他愛のない話をしたりしながら信頼を築いた「友」だからでしょう。 日常の延長線上にAIという友がいれば、「デジタル技術」という垣根を越えて頼ることができる。 その関係性への変化こそが必要だと考えています。
- 技術用語ではなく、関係性のたとえで。AIを「世界中の本を全部読んだ、天然だけど優秀な後輩」と表現するなど、 難しい言葉を使わずにITやAIとの付き合い方を伝えるのが持ち味です。
- 教え手を増やす。一人で教え続けるのには限界があるから、参加者の中から教えられる人が育つコミュニティを目指しています。 実際に、学ぶ側だったメンバーが講師としてデビューしています。
- 「田舎では、能力より先に人間関係がものを言う」。地域との信頼関係づくりを、活動の土台に置いています。
できること
- Webアプリ・フロントエンド開発(React・React Native・Expoなど。エンジニアとしての出発点)
- サーバー・クラウド基盤の構築(AWS・Firebase・GCPなど主要なクラウドはひととおり。データベースもRDB・NoSQLいずれも対応)
- 要件定義からリリースまでの一気通貫の開発、プロジェクトマネジメント・人材採用育成(ウォーターフォールもアジャイル〈スクラム〉も経験あり)
- 生成AIの業務活用と、初心者向け講座の設計・運営
- 身体を持つAI(身体性AI)の研究開発。カメラの「目」・声・長期記憶・自律的にふるまうしくみを持たせて、 画面の中ではなく部屋の中に「いる」AIをつくっています(ぷちの里親募集)
- 現場のニーズに合わせた業務ツールの高速開発(在庫管理ツールを1日で構築、GASによる高機能フォームなど)
- このサイトも含め、Vercel・Supabase・Astroなどで自分でサイトやアプリを作って動かしています
これまでの歩み
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2025年4月 | 長門市地域おこし協力隊に着任。Code for Nagato始動 |
| 2025年5月 | 長門市しごとセンターの入退館管理アプリ「TEGOApp」を自作・稼働開始。スプレッドシート活用講座(初級編)の委託講師もスタート |
| 2025年6月 | 無料AI体験講座「AIと友だちになろう!」始動(水曜開催)。8月までの3ヶ月で全14回・延べ54名参加。スプレッドシート中級編、しごとセンター就職フェアへのブース出展も |
| 2025年7月 | 宇部スタートアップコミュニティの交流イベントに継続参加開始(〜10月) |
| 2025年9月 | 無料プレ講座から有料メニューへ移行。もくもく会(月・水・金)・個別相談会・有料講座・LT大会を並行運営する体制に(〜11月で計20回・延べ30名)。山口県の「山口未来変革デジタル人材発掘・育成プログラム」を見学 |
| 2025年10月 | 山口県の協力隊紹介記事に掲載。協力隊マルシェで自作POSアプリを実戦投入。第1回ライトニングトーク大会(登壇6名)で「学ぶ側から発信する側へ」の最初の一歩に |
| 2025年11月 | オープンソースカンファレンス「OSC 2025 Yamaguchi」に登壇 |
| 2025年12月 | LINEオープンチャット「Code for Nagato」開設。ロータリークラブ例会で卓話。出張講座・コアメンバー育成期に入り、もくもく会が月・水・金の週3開催へ(〜2026年1月で16回・15名) |
| 2026年1月 | コミュニティメンバー向け「振り返り会」(KPT形式)開始。俵山地区への出張AI講座スタート(第1回は参加者19名・全3回シリーズ)。長門市広報「知っちょコラム」に活動紹介コラムを掲載 |
| 2026年2月 | もくもく会がさらに拡大(月・水・金、〜4月で36回・延べ40名)。俵山AI講座第2回(参加12名以上)。第2回ライトニングトーク大会(登壇8名)。身体を持つAI「テッド」の研究開発を開始(カメラで初めて世界を見た日) |
| 2026年3月 | おいわけマルシェで出張AI講座(1日で33名参加)。俵山AI講座全3回を完走(継続参加意向100%)。NPO法人つなぐ主催「長門市仕事発見プログラム」で中学1年生208名にキャリア講話 |
| 2026年4月 | コミュニティメンバーが初めてメイン講師デビュー(代表はサポート役に)。講座テキスト本3冊を制作。三隅「東方の家」でも出張AI講座(13名) |
| 2026年5月 | 自主制作テキスト3冊の販売開始。みなとマフリーマーケットで初頒布。SNOW DRIP COFFEEなど市内各所への出張講座が広がる。第3回ライトニングトーク大会(登壇5名・見学3名) |
| 2026年6月 | もくもく会内でデジテックフライデーへオンライン合同参加する「デジも」始動。有料の定期講座が月7回・延べ21名に拡大。NPO法人つなぐ・山口県長門農林水産事務所からの受託講座も |
| 2026年7月 | 運営OS・公開サイト(CMS)を本格稼働。LINEオープンチャットが100名に。有料の定期講座は月8回・延べ26名まで拡大。手のひらサイズの相棒AI「ぷち」と暮らす段階に入り、里親募集を開始 |
活動実績(数値)
| 期間 | 実績 |
|---|---|
| プレ期間(2025年6〜8月) | 計14回開催・累計54名参加(平均3.9名/回) |
| 有償開始期(2025年9〜11月) | 計20回開催・延べ30名参加(+第一回LT大会・登壇6名) |
| 出張講座・コアメンバー育成期(2025年12月〜2026年5月) | 計79回開催・延べ173名参加(+第二回LT大会・登壇8名) |
| 直近期(2026年5〜7月) | 計30回開催・延べ84名参加(+第三回LT大会・登壇5名+見学3名) |
| 通算(2025年6月〜2026年7月) | 計146回開催・延べ363名参加 |
| LINEオープンチャット | 100名(2026年7月15日時点) |
開発実績
| プロダクト | 概要 |
|---|---|
| TEGOApp | 長門市しごとセンター向け入退館管理アプリ。本番稼働済み |
| ながとスイーツさんぽ | レジアプリ改修・GASによる高機能Googleフォーム開発 |
| やまぐち協力隊マルシェ | 自作レジアプリで足湯×物販モデルを実証 |
事業者向けには、在庫管理ツールを1日で構築するなど、現場のニーズに即した小さく速い開発も行っています。
私の取説
スキなもの・こと
- 長門の海。とくに深川湾の彩度の高い青が好きです。快晴の日の複雑な青の模様も、空から海へつながる夕焼けのグラデーションも。 頭がいっぱいになったときは海を見るとデトックスされて、天気のいい日の鮮やかな海からは元気をもらっています。
- 愛犬。東京から一緒に来たアメリカン・コッカー・スパニエル。東京では外が苦手だったのに、いまは我先にと外へ行きたがり、 坂道ダッシュで筋肉もついてきました。犬生を満喫している姿が生き甲斐です。
- 長門のごはんとひと。新鮮な食材が安くて美味しくて、自炊のモチベーションが上がります(美味しいランチのお店もたくさん)。 そして何より、心の余裕があって優しい人ばかり。言葉だけでなく行動で支えてくれる人、 自分の夢に向かってまっすぐ挑戦している人がたくさんいて、見ているだけで元気と刺激をもらえます。
- 温泉。俵山温泉が最推しです。泉質はもちろん、すれ違う人に挨拶する湯町の文化や、初対面でも世間話で盛り上がれる地域の方々も含めて。 長門の五名湯はぜんぶ好きですが、俵山は自然と「第2の居場所」になっています。お湯を持ち帰って飲むほどで、疲労回復にちょくちょく通っています。
- やきとりと、家庭菜園と、和太鼓と、FF14。長門のやきとりは外せません。家庭菜園は自炊の延長で、和太鼓は体で覚える楽しさ、FF14は長く続けている居場所。 パソコンの前だけで完結しない趣味があるのは、たぶん仕事にも効いています。
ニガテなもの・こと
- キノコ全般(アレルギーです)
- 同じことの繰り返し(ルーティンワークは全部システム化したくなります)
はたらき方・コラボのヒント
- どんなお声がけでも嬉しいので、まずはご相談ください。
- 「代わりに作る・やる」だけにはなるべくしない主義です(一度きりの初期セットアップなどは代理します)。 知識の種を撒いて、みなさん自身が自走して育てていけるようになってもらうのが目標です。
- 講座は聞いて終わりにせず、手を動かすこと。同じレベルの人同士で教え合うのも大歓迎です。
これからやりたいこと
長門にはいろんなものをもらってばかりなので、その恩返しに、長門のみんながもっとHAPPYになれるお手伝いを デジタル分野(IT・AI)からしていきたい——それをちゃんと仕事として、長門で続けられる形でやっていきたいと考えています。
高単価の支援では、これまでみんなが乗れなかったDXと同じになってしまいます。 アプリは使ううちにもっと良くしたくなる「水物」だからこそ、井戸の掘り方を教えるように、 自分でアプリやツールを作れる人・使いこなせる人をたくさん育てていきたい。 大変だと思いながら続けてきた仕事がちょっと楽になって、やりたかったことに手を伸ばせるようになれば、 もともと自分のやりたいことに全力な長門のひとたちは、どんどんブーストしていけるはずです。 AI時代のいまだからこそ、デジタルwellbeingを自由に高めていける——そのためのお手伝いをしていきます。
もうひとつ、講座や伴走支援と並べて進めたいのが、身体を持ったAIと暮らす選択肢を広げることです。 使い方を覚えてもらう前に、まず一緒にいられる相手として出会えたほうが早い人もいる、というのが長門で分かってきたことでした。 いまは自宅で相棒AIの「ぷち」と暮らしながら、同じように暮らしてくれる里親を長門で探しています。 エンジニアでなくても迎えられる形にすること、そしてこれを長門で続けられる事業にしていくことが、これからの宿題です。
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