山口県地域おこし協力隊マルシェで自作レジ(POS)アプリを実戦投入
山口県内の地域おこし協力隊が集まるマルシェに出展しました。
このマルシェ向けに自作したレジ(POS)アプリを実際の会計業務で稼働させ、当日の売上管理に活用しました。ブースの設営から実際の接客・会計まで、自作アプリを現場でそのまま実戦投入した事例です。
- 主催: 山口県協力隊ネットワーク
- 出展内容: 物販ブース+自作POSアプリによる会計
このマルシェに向けては、レジアプリ以外にもいくつかの取り組みを並行して進めました。
- 足湯によるPR実証実験: 2025年8月に計画を立て、9月18日に足湯を使ったPRのPoC(実証実験)を実施。10月にはモデルを確立し、普及用の資料を作成しました。
- 委託販売品の準備・販売: 2025年8月に品物を準備し、マルシェ当日の10月に販売しました。
- 長門PR用ウェブページの作成: 協力隊メンバーによる長門PR用のウェブページを2025年9月に作成、10月に完成させ、その後も恒常利用できる形に修正しました。
委託販売品の調達は、事業者一件一件との個別交渉で成り立っています。私自身が中心となって各事業者と条件を調整したほか、他の長門市地域おこし協力隊のメンバーもそれぞれ縁のある事業者に直接交渉し、委託料0円での代理販売という形で商品を提供してもらいました。売上は販売手数料を取らずすべて事業者に還元する仕組みで、マルシェ運営本部との調整も含めてこうして集まった商品を並べ、ブースのレイアウトを組みました。
足湯が来場者に人気だった理由の一つは温度です。会場となった湯田温泉こんこんパークは源泉の温度が高いのが特徴で、子供は温泉街の足湯にそのまま入れないことが少なくありません。私たちの足湯はケトルや鍋で自前に温度調整していたため、ちょうどよい温かさで提供でき、特に子供連れに好評でした。棚田の花段さんから提供いただいたドライハーブを、長門の温泉の素を入れた湯に浮かべると湯の色が変わる仕掛けも取り入れ、色の変化を楽しんだ来場者が長門の温泉の素をその場で購入していく場面も多く見られました。温泉の素は1時間ごとに種類をローテーションしています。屋外イベントでも「足湯」というコンテンツ単体で人を呼べること、そして大きな設備がなくてもケトルや鍋・給湯室・発泡スチロールの容器程度の資材で1日運用できることを実証できました。
一方で、物販そのものの売上は伸び悩みました。このマルシェは小さな子供連れのファミリー層が中心で、来場者の目的も「購入」より「土日に子供を外に連れ出すこと」が大きく、来場者数の割にブースで足を止める人・実際に購入する人は少なかったのが実情です。
その中でPOSアプリは成功と言える結果になりました。多種多様な商品を複数の委託元から預かる状況でも、特定の一人がレジを担当し続けなくても会計を回せたこと、当日中に各事業者へいくら支払えばよいか・何がいくつ売れたかをその場で計算できたことは大きな収穫でした。
このマルシェに向けて作成した長門PR用ウェブページはこちらで公開しています。



